看護と老人ホーム

  寝たきりの方に介護が欠かせませんが、医療的なもの必要な方もいます。
つまり看護になってきますが、患者の状態に合わせ必要なことがあります。
例えば、栄養チューブが入っている方なら定期的に交換が必要となります。鼻に管を入れている場合、鼻水がチューブに付着したり、細菌が発生したりで潰瘍を作ってしまうこともあります。
鼻からの栄養チューブは、寝たきりが長くなる可能性があると、「胃瘻(いろう)」(瘻孔作成、チューブ留置し、水分・栄養を流入させるための処置)の手術を勧められます。胃瘻の場合もチューブを入れればおしまいではなく、医療行為が継続して必要になります。手術は患者、家族の同意がなければなりません。
他には、気管切開をされている方だと吸痰は欠かせませんし、経口で物を噛む機能を損なうと、唾液でさえ気管に入り込み、誤嚥性肺炎を起こす可能性もあります。
また、糖尿病などでインシュリンが必要な方は決められた時間に注射をしますし、在宅酸素療養をされている方は、主治医から決められた酸素量を体に送らなければなりません。
これだけを挙げても頭を抱えてしまいますが、他にも必要なことはありますので、医療依存度が高い方ほど、老人ホームが安心だったりするのです。